日々。

お久しぶりです。
10月は忙しかった。サークルの学園祭企画で「辻村深月トークライブ」なるものがあって、まあ今年直木賞を受賞した辻村深月さんを呼んでトークしてもらう企画なわけですが、僕はその企画担当者になっていましたので、それはもう多くの人と話さなくてはならなかったり、多くのメール・金銭管理やらなにやらをこなさなくてはならなかったわけです。まあ、努力の甲斐あってか(傍から見たらそんなに努力もしていなかったかもしれないが)、10/27の当日は160人ほどの客が来て盛況のうちに幕はとじたのでよかったということ。一年間担当した企画だったので、終わってひと段落といった思いが強い。もう少しだけ仕事も残っているけれど。
その所為でといってはあれだが、僕は10月の授業にまったくといっていいほど出られず、来年の卒業は危ぶまれている。というか、多分無理である。ゼミにも出てない。まあ、そんなことは取るに足らないことではあるけれど。

とにかく。
忙しい日々が終わり、僕はまたどうしようもない日々を過ごしている。
煙草を吸って、Monsterを飲んで、少ない文字を書き、ニコ生を眺めてくだらない一日が終わる。お金もなく、余裕もないはずだけれど、僕はそれしかしていない。僕にはそれしかないのだ。

優しく見える人に逢った。けれどその人もまた怯え、頬に嘘をべたべた貼りつけた人だった。騙し騙されもしたけれど、僕の日々は変わらない。これもすべてどうでもいことだ。


超人計画を読み返した。

超人計画 (角川文庫)

超人計画 (角川文庫)


読まなければならない本は積み上げられる。いったい何度めの明日こそはきっと。

短編を書いている。もうすぐにできあがる。これもどれだけの意味があるのか。僕が費やした時間にどれほどの価値があるのか。分からない。しかし今年度になって読んでくれる人も増えた。感想が全てでたらめでも流し読みしかしていなくても、それは単純に嬉しいことだ。感謝しなければならない。そういえば「How to find it.」、無事に部内選考を通り、学園祭期発行の有料冊子に掲載されるよう。

来年四月の文フリに出るための下見という名目で、そろそろ実家に一旦帰る予定。数えてみたら21カ月ぶりくらい。


回想