2015総括
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/04/25
- メディア: 文庫
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- 作者: J・P・トゥーサン,野崎歓
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1994/11/18
- メディア: 文庫
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- 作者: マーティン A.リー,ブルース・シュレイン,越智道雄
- 出版社/メーカー: 株式会社第三書館
- 発売日: 1992/04/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 中原昌也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/04/24
- メディア: 文庫
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- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 文庫
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読んだ本32冊
2015年の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:7104ページ
ナイス数:121ナイス
はつ恋 (新潮文庫)
読了日:1月1日 著者:ツルゲーネフ
アシッド・ドリームズ―CIA、LSD、ヒッピー革命の感想
LSDを中心に1960,70年代のアメリカ文化を浮き上がらせる。そもそも精神障害誘発剤としての研究からCIAが手を引いた頃から巷に拡がるようになり、それまでとは反対に精神の自由のために、あるいは社会の解放のために使われてきたその錠剤がいかに人々を動かしてきたかがよく分かる。その中で、ティモシー・リアリーやケン・キージー、ビリー・ヒチコック、アル・ハバトなどの面々が魅力的に描きだされる。僕は夕陽に鏡を掲げて路上に光をばら撒く演劇集団ディガーズが好きである。彼らは資本主義に対抗して、真の自由を求めようとした。
読了日:1月31日 著者:マーティンA.リー,ブルース・シュレイン
殺×愛1―きるらぶONE (富士見ファンタジア文庫)
読了日:2月2日 著者:風見周
空色パンデミック2 (ファミ通文庫)
読了日:2月5日 著者:本田誠
エロス降臨! (HJ文庫)
読了日:2月12日 著者:鯨晴久
クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)の感想
西陣病院で清掃アルバイトしたくなってきた。
読了日:2月17日 著者:西尾維新
人のセックスを笑うな (河出文庫)
読了日:2月20日 著者:山崎ナオコーラ
内なる異性―アニムスとアニマ (バウンダリー叢書)
読了日:2月26日 著者:エンマ・ユング
サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)
読了日:5月18日 著者:下條信輔
少女不十分 (講談社ノベルス)
読了日:5月22日 著者:西尾維新
[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)
読了日:5月28日 著者:野崎まど
ゴッドスター (新潮文庫)の感想
落ちてはいけないのだ。垂直に。つまり外側のスピードに内側のスピードを合わせられなくなって。だからあたしは速度を上げる。ぎゅんぎゅん速度を上げて。展開を描写する。あたしは。だから。
読了日:5月31日 著者:古川日出男
限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)
読了日:6月3日 著者:村上龍
くっすん大黒 (文春文庫)
読了日:6月9日 著者:町田康
17歳のヒット・パレード(B面) (河出文庫)
読了日:6月12日 著者:伊藤たかみ
屈辱ポンチ (文春文庫)
読了日:6月15日 著者:町田康
プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
読了日:6月19日 著者:柴村仁
誰かと暮らすということ (角川文庫)
読了日:6月22日 著者:伊藤たかみ
太陽の塔 (新潮文庫)
読了日:6月25日 著者:森見登美彦
優しいサヨクのための嬉遊曲 (福武文庫)
読了日:7月4日 著者:島田雅彦
密教の神秘思想 (朝日カルチャーブックス)
読了日:7月12日 著者:
ニッポニアニッポン (新潮文庫)
読了日:7月18日 著者:阿部和重
夫婦茶碗 (新潮文庫)
読了日:7月22日 著者:町田康
ニート
読了日:7月28日 著者:絲山秋子
自由を考える―9・11以降の現代思想 (NHKブックス)の感想
第三者の審級(大きな物語)が衰退することで、絶えずシミュラークル化する政治的な身体とセキュリティ監視の対象となる剥き出しの生の乖離が大きくなる。そこでは他者が存在せず常に自分への疎外が引き起こされることによって、他者との交換可能性(偶有性・匿名性)が機能せず、共感が働かないという事態に陥る。「見られているかもしれない不安」から「見られていないかもしれない」不安への以降。現在われわれがいるのは「肝心ではない事件の犯人はどんどんわかるけど、肝心なものはわからない」社会である。
読了日:9月15日 著者:東浩紀,大澤真幸
浴室 (集英社文庫)の感想
「楽にするのではなく、慰めてほしいのだ」
読了日:11月7日 著者:J・P・トゥーサン
ヴェニスに死す (岩波文庫)の感想
この物語を単なるロマン主義的なものに集約できない理由というのは、やはりこのリアリズムの筆致の由であろう。特に印象強く思い起こされるのは、ホテルの前で大道歌手が歌うのをみなが見ている場面、その演芸も終わりかけのところである。道化師のようなその歌手が喜捨を集めにホテルの客たちの中へ歩み寄ったとき、端正な客たちはこの異様な人物に当惑するのだ。この場面を筆頭にリアリズムに冴えた箇所は散見される。また川村次郎さんの解説が、珍しく本作の解説というよりも本作と絡めた訳者(実吉捷郎氏)の解説になっているのも楽しめた。
読了日:11月15日 著者:トオマスマン
インディヴィジュアル・プロジェクション (新潮文庫)
読了日:11月24日 著者:阿部和重
美徳のよろめき (新潮文庫)
読了日:11月29日 著者:三島由紀夫
老人と海 (1966年) (新潮文庫)
読了日:12月5日 著者:ヘミングウェイ
神祭 (角川文庫)
読了日:12月12日 著者:坂東真砂子
あらゆる場所に花束が… (新潮文庫)
読了日:12月18日 著者:中原昌也
読書メーター