日記

思い出せば消したくなることになるような気がして少なからず躊躇ってしまう。そのときはそのときだ。そうであれば消せばいい。


太宰を手にとって「狂言の神」を読んだ。

昨日はお酒を飲んで楽しくなったが、不意にかなしくなってしまった。
抗鬱剤が欲しい。精神安定剤が欲しい。
二時間近くかけて夜の三時、歩いて帰った。

喉が痛い。

煙草の灰のにおいは主流煙よりもきつい。

冗談交じりに腕に刃を当てたら簡単に線がついた。

そろそろ髪を切らなくてはいけない。

誰もいない。誰もいない。


「手も足も出るのに」欲しい。

小説のタイトルを考える。早く消えてしまいたい。