卒論

卒業論文の口頭試問も無事今日終わりました。まあおそらくこれでゼミは修了だろうと思います。
さて、その卒業論文ですが手元に置いておいてもどうしようもないし、アップロードしたいと思います。
おそらく下記リンクでpdf表示できると思いますので興味のある方はどうぞ。哲学専攻で専門は一応ドゥルーズでしたが、内容的には東・宇野・鈴木謙介氏らのドメスティックな現代思想的文脈から、フロイトコフート精神分析、そして最後にアルトードゥルーズって感じで、哲学史的深さというよりは自己愛というテーマで論じてみたって感じです。


要旨は、
三章立てで、まずポストモダンの諸相を概観し、ポストモダン的状況がインターネットによって増幅されていることを確認する。そして、その実存様式が人格障害と重なることを見た上で、精神分析の立場からの解法を探る。最後に、精神分析の立論の有する偏りに注視して、それに反駁するドゥルーズらの提唱する分裂分析の立場を示し、その見地から現代の実存を捉えなおすことを試みる。
と、いうような感じです。


卒業論文:自己愛への処方箋
https://dl.dropboxusercontent.com/u/62876532/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E8%AB%96%E6%96%87%EF%BC%9A%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%87%A6%E6%96%B9%E7%AE%8B%EF%BC%88%40yorui_yozora%EF%BC%89.pdf