連歌1

連歌しました。夏っぽい。

[23:56:25] あゆみ: むらさきの町に天使が飛び降りる
[0:01:12] 葛梅さとり: 紫陽花色に光る人間
[0:03:35] 四流色夜空: 異星人だって礼儀はあるのにね
[0:06:15] あゆみ: UFO投げたらあとはよろしく!
[0:08:45] 葛梅さとり: クラゲ型飛行物体滑空す
[0:11:16] 四流色夜空: 波間にきらめくあの娘を探して
[0:14:19] あゆみ: 砂の城食べてる海へ堕ちてみる
[0:17:10] 葛梅さとり: 涙が真珠になるからいいね
[0:20:24] 四流色夜空: 街中の悲鳴溢れた思い出が
[0:23:44] あゆみ: さめざめ跳ねて沈む太陽
[0:26:56] 葛梅さとり: ホオヅキの赤さ寂しくあらわれて
[0:29:31] 四流色夜空: 墓地の隅では子どもら駆ける
[0:32:25] あゆみ: 坂道に吊られる月と飛ぶうさぎ
[0:34:39] 葛梅さとり: しょうがないからおもち食べます
[0:38:09] 四流色夜空: お茶漬けが空飛んできて降る夏の
[0:41:09] あゆみ: セミバクダン踏むゲリラ豪雨
[0:43:16] 葛梅さとり: 魂は抜け殻にあり油蝉
[0:44:56] 四流色夜空: 宝箱には玉葱の皮
[0:46:42] あゆみ: あっち行けよダイヤモンドは夕立に濡れる
[0:48:11] 葛梅さとり: 作られていた価値のきらめき
[0:51:28] 四流色夜空: ゴミだった。大切なのにダメらしい
[0:53:26] あゆみ: ざまあみろよと刺されて慟哭
[0:56:03] 葛梅さとり: 誰も笑えないね朝が来ることを
[0:59:20] 四流色夜空: 電柱の花に雨粒いっぱい
[1:02:15] あゆみ: 少年のなみだにカビたアスファルト
[1:04:06] 葛梅さとり: 帰ってきたら花が咲いてた
[1:05:53] 四流色夜空: 向日葵の裏の蟻らの合唱が
[1:07:02] あゆみ: うるせえ黙れと蹴っ飛ばす素足
[1:09:00] 葛梅さとり: 親指の付け根のキスマークはうざい
[1:10:10] 四流色夜空: やさしさまみれの牢獄人間
[1:12:09] あゆみ: 鍵の無い手錠足枷おもりも付けて
[1:14:39] 葛梅さとり: それでもおなかは空くからじゃあね
[1:17:14] 四流色夜空: 家の階段は天へと導いて
[1:19:20] あゆみ: いちにのさんでもっかい落ちる
[1:21:33] 葛梅さとり: 夏晴れのどん底で見た聖マリア
[1:23:51] 四流色夜空: NHK妨害電波
[1:27:13] あゆみ: 雷が街を走って泣き叫ぶ
[1:29:56] 葛梅さとり: 好きな人は振り向いてくれない
[1:33:15] 四流色夜空: 知らん顔してモグラさんに囁いた
[1:36:20] あゆみ: 「愛だよ、愛」と彼はもぐった
[1:39:17] 葛梅さとり: 地下帝国から輸入した愛熱い
[1:40:01] 四流色夜空: らびゅーにまみれて死んじゃいたいね!
[1:42:28] あゆみ: あ、死んだ。白骨に刺す恋の箸
[1:46:05] 葛梅さとり: 焼けた匂いは酸っぱく甘く
[1:49:04] 四流色夜空: UFOへブーメランにして骨放つ
[1:52:36] あゆみ: 帰ってくる白君が好きだよ
[1:54:52] 葛梅さとり: 幽霊に背骨はあるか愛の空
[1:56:29] 四流色夜空: 大切だったよばいばいまたね